以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家元・社長氏(ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年6月23日14時に執筆


Lifull<2120>が大幅高で3日続伸。

楽天<4755>と共同で設立した新会社を通じて民泊事業に参入すると発表された事が、引き続き材料視されている模様です。


■Lifull<2120>の基本情報

国内首位の掲載物件数を誇る不動産ポータルサイト『ホームズ』を運営するLifull<2120>。国内首位の掲載物件数を誇ります(産経メディックス調査(2017年1月時点))。2011年に掲載件数ベースから問い合わせ件数ベースへと手数料形態を変更したことで、掲載物件数・加盟店件数共に好伸が続いています。

タイやインドネシアなど積極的に海外進出をする一方、金融情報サイトを立ち上げるなど収益基盤の多角化にも積極的に動いています。

主軸の不動産ポータルサイト『ホームズ』の拡大が続いていることに加え、海外子会社も上向いてきたことで売上高は増加中。しかしながら、本社の移転費用や広告費用など、社名変更の関連費用が重しとなりそうです。

Lifull<2120>は、楽天<4755>と共同で設立したRAKUTEN LIFULL STAYの子会社として楽天LIFULL STAYを設立。住宅宿泊事業法(民泊新法)に沿った形で、住宅宿泊仲介業者として観光庁長官の登録を受け、新たなプラットフォーム作りを行っていく事が材料視され、このところの株価急騰となっています。


■Lifull<2120>のチャート分析

Lifull<2120>の日足チャートを見てみると、

・2016年8月12日の高値1,078円
・2017年5月17日の高値821円

を結んだラインが、上値を抑えるレジスタンスラインとなっています。

700円付近には下値支持線が存在しておりレンジ相場の様な状態を形成していましたが、住宅宿泊仲介業への参入がきっかけとなり、株価は一気に急騰。レジスタンスラインを上抜けて連騰状態となっています。

市場の注目を集めやすいシェアリングビジネスということで、今後もその動向に注目していく必要がありそうですね。


また、「投資顧問会社社長 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「元投資顧問会社社長のチラシの裏」が出てくると思いますので、何卒宜しくお願い致します。

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執筆者名:元・社長
ブログ名:元投資顧問会社社長のチラシの裏




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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:民泊関連ビジネスに参入するLifullに注目