■今後の見通し

ハウスコム<3275>の2018年3月期通期の業績は、営業収益で前期比7.1%増の10,822百万円、営業利益は同6.6%増で1,009百万円、経常利益で同5.9%増の1,247百万円、当期純利益は同6.0%増で803百万円の見込みである。

増収の主な根拠は新規出店の加速である。新規出店は11店舗を計画しており(2017年3月期は7店舗出店)、閉店2店舗を差し引くと167店舗体制(2017年3月期末158店舗)となる。新規店は、新規出店費用や店舗人員の充足などで費用がかかる一方で、店舗当たり売上は低いスタートとなる。このため一時的に期中減益を想定しており、2018年3月期第2四半期の段階では減益、通期では増益を見込む。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ハウスコム Research Memo(5):18/3期も着実に増収増益を予想、新規出店を加速(11店舗計画)