■株主還元策

アクセル<6730>の株主還元策は原則として配当で行っていく方針としている。配当性向50%を基準とし、この基準によって算定した配当額が減配となる場合には、利益剰余金の状況(販管費の3年分は内部留保とする)を勘案した上で、従前の配当水準を考慮しながら決定するとしている。ちなみに、2017年3月末の利益剰余金は9,373百万円となっている。2018年3月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの5.0円(配当性向124.4%)を予定している。今後収益の拡大により配当性向が50%を下回れば、増配が期待されることになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アクセル Research Memo(9):配当性向50%を基準に利益剰余金の状況を鑑み配当を実施