ピクセラ<6731>は2日、2017年9月期第2四半期の業績発表に伴い、IoT関連事業分野における進捗状況を発表した。

同社は、2015年7月にOakキャピタル<3113>を引受先とした第三者割当増資による資金調達を実施し、成長分野として、IoT関連事業、自動多言語翻訳システム事業、AR/VR事業の3つを定め、グループの経営基盤と安定化と企業価値の増大に向け、新規事業戦略を推進していくことを公表している。

IoT関連事業分野において、開発したクラウドサーバーソリューションの市場でのさらなる採用を加速すべく、AWS(アマゾンウェブサービス) Partner Network テクノロジーパートナーとして活動し、同社クラウドサーバーソリューションである家庭向けIoTサービス「Conteホームサービス」をAWS Summit Tokyo 2017に出展した。

Conteホームサービスとは、どこからでもスマートフォンで家の中を見守る仕組みを自分でつくれる月額サービスである。外出先からの鍵の施錠の確認や、部屋の温度の自動調整などを実現。マルチセンサー、開閉センサー、ネットワークカメラ、リモコンユニット、スマートロックの5種類のセンサーが対応していく。今後も、通信事業者の自社サービス向けなど新たな市場展開を目指すとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ピクセラ---IoT事業戦略の進捗を発表