※2017年5月30日14時に執筆


30日の値上がり率ランキング(13:30時点)を見てみると、リミックスポイント<3825>を筆頭とするビットコイン(Bitcoin)関連銘柄や、29日に引き続き中小型株への物色が盛んなようです。

外国人投資家の商いが先細るような相場では、やはり値動きが軽い中小型株へ物色の矛先が向いてしまいますね。

そこで、事業環境的にも今後の商機が大きそうな、800円台の銘柄をピックアップしてみます。


■食品業界を取り込みにかかる、インフォマート<2492>

【インフォマート<2492>】

市場:東証1部
区分:貸借銘柄
業種:サービス
連結事業:受発注60(53)、規格書19(27)、ES20(-24)、他1(-42)(2016.12)
本社所在地:〒105-0022 東京都港区海岸1-2-3 汐留芝離宮ビルディング
上場年月日:2006年8月8日
予想PER:(連)62.95倍
実績PBR:(連)11.03倍
ROE:12.5%

飲食店と卸売業者などが活用する商材のB2B(企業間電子商取引)プラットフォーム、『フーズインフォマート』を運営するインフォマート<2492>。飲食店と卸売業者などの商談システム、フード業界専門の受発注システム、商品企画書データーベースシステムなどのASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)を主力サービスとしてプラットフォーム内で提供しています。

受発注システムや商品企画書データーベースシステムは商品業界での積極的な新規開拓の影響もあり、フーズインフォマートの利用企業は140,000社を突破(2017年5月時点)。手堅い月額固定料金に加え、一部には従量課金モデルも採用するなど、収益性の向上に余念がありません。

また、主力サービスとして育成していきたい請求書システムも、大手得意先などでの採用が進みつつあり、収益に貢献。

システム開発費や人件費の増加もこなし、最高益へ向けて好調さを保っています。



■上場来高値を狙うインフォマート<2492>の株価分析

【インフォマート<2492>の週足チャート】

インフォマート<2492>の週足チャートを見ると
・2013年2月22日の安値80円
・2016年7月1日の安値420.5円
を結んだラインが下値支持線としてトレンドラインを形成しています。

上値の目処としては、直近高値でもあり上場来高値でもある2015年7月3日の高値845円。

株価は、記事執筆時点(2017年5月29日 14時02分)840円。業績も好調な上に、増配期待も高まりつつある銘柄ですので、連日新値を取っていくような状態になれば、株価の上昇も加速していきそうですね。


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執筆者名:元・社長
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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家元・社長:最高益に加え増配も!値動きが軽快な800円台の期待株とは?