<8789> フィンテック 117 +5
一時128円まで上昇。「ムーミン」を題材にしたテーマパーク「メッツァ」の開業に向けた進捗状況を報告している。「メッツァビレッジ」「ムーミンバレーパーク」の着工に向けて、5月2日に建設予定地の地元自治体である飯能市(埼玉県)に対し開発行為許可を申請し、29日に許可を受けたという。現在、工事請負契約の締結に向けて最終調整を行っているほか、複数の金融機関や投資家と最終協議を進めており、これらが整い次第、着工となる。

<3329> 東和フード 2235 +35
3日続伸。17年4月期決算を発表している。営業利益は前期比7.5%減の5.38億円となり、従来予想(6.79億円)を下回って着地した。ただ、従前に観測報道が伝わっていたことからネガティブ視する向きは限定的だったようだ。18年4月期については営業利益で同32.0%増の7.10億円と業績回復見通しを示しており、あわせて発行済株式総数(自己株式除く)の0.98%に相当する4万株、1億円を上限に自己株式取得を実施することも発表している。

<4347> ブロメディア 92 +3
一時95円まで上昇。子会社のブロードメディアGCが、レオパレス21<8848>の提供する入居者向けインターネットサービス「LEONET(レオネット)」を利用できる専用端末「Life Stick(ライフスティック)」に、同社が運営しているクラウドゲームサービス「Gクラスタ」を「Gクラスタ for LEONET」として6月1日に提供開始すると発表している。全国約55万件のレオパレス21の賃貸物件備え付けのテレビで「Gクラスタ」が利用できるようになる。

<3469> デュアルタップ 2085 +73
一時ストップ高。子会社のDualtap Property Managementが、コインチェックの提供する決済サービス「Coincheck payment」を導入し、東京都内で運営する不動産仲介店舗「D-style+(ディースタイルプラス)秋葉原店」にて仲介手数料のビットコイン決済を開始すると発表している。この取り組みにより仮想通貨決済の運用実績を増やし、将来的に不動産販売事業での仮想通貨決済を目指していく。

<4308> Jストリーム 601 +20
一時670円まで上昇。同社の動画プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」(Equipmedia)と、アジャストが提供する動画サイト構築CMS「ソーシャルキャスト」とのシームレスなサービス連携を開始し、「Equipmedia」を活用した動画販売・会員用動画サイトの拡大に向けた取り組みを強化すると発表している。具体的には「ソーシャルキャスト」の管理画面上で「Equipmedia」の動画配信・管理機能の操作が可能となる。

<2488> 日本サード 1213 +193
大幅反発。このところ米半導体大手エヌビディアの関連銘柄として、エヌビディアの株価上昇とともに再動意を見せていた。さらに、本日は台湾で開催されたICT(情報通信技術)見本市「COMPUTEX TAIPEI 2017」において、5月30日から31日にかけて「NVIDIA AI Forum」が行われていることも思惑買いを誘ったようだ。同社はエヌビディアと総括サポート契約を締結している。

<6198> キャリア 5250 +690
後場に一時ストップ高。JR西<9021>と合弁契約を締結すると発表している。シニア層の生きがい創出を目的とする合弁会社「JR西日本キャリア」を設立し、その活動の足掛かりとして、主にシニア人材を対象とした人材サービス業をJR西の鉄道営業エリアで行う。合弁会社の出資比率はJR西が51%、キャリアが49%。





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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:日本サードが急伸、デュアルタップは一時ストップ高