ティーケーピー<3479>は29日、名古屋市中村区の河合塾校舎をコンバージョンし『ファーストキャビンTKP名古屋駅』として2017年夏に開業(予定)することを発表した。この施設は同社が出店する初の簡易宿泊施設である。

同施設は、空間再生流通事業の一環として取得し、TKPの貸会議室として運営していたが、近隣の貸会議室との需給調整を図りコンバージョンしたもので、貸会議室との融合ができ、会議・研修と宿泊の利便性を高めることが狙いである。加えて、個人利用者にも快適に寛げる宿泊施設として提供し、ビジネス需要、個人利用のハイブリッド化を目指し展開していく。

同社では今後も遊休不動産・土地を活用して空間を再生し、そこに付加価値を加えた快適な「場」「空間」「時間」を創出する空間再生流通事業を強化し、事業領域の拡大を目指すとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ティーケーピー---名古屋市に同社初となる簡易宿泊施設の出店を発表