メディカル・データ・ビジョン（MDV）<3902>は23日、ヒップ<2136>の100％子会社である株式会社コスメックスの全株式を取得し子会社化することについて、基本合意書を締結することを決議したと発表した。

同社は医療ビッグデータ活用のパイオニアで、国民の7人に1人に相当する約2,000万人のデータを集積しビジネス展開しており、コスメックスはSMO（治験施設支援機関）事業を展開している。

同社は従前より、データ利活用の次のステージとして治験事業を掲げており、子会社化が完了すれば、コスメックスがもつ治験ノウハウと、MDVが持つ大規模診療データベース及び製薬会社の顧客基盤を最大限活用した、革新的な治験事業の展開が期待できる。

なお、同社は5月11日に2017年度12月期第1四半期の決算発表を行っており、その中で、データ利活用サービスが大きく成長していることを強調している。




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情報提供元： FISCO
記事名：「 MDV<3902>---治験会社の子会社化に関する基本合意書を締結 」