ピクセラ<6731>は15日、2017年9月期第2四半期(2016年10月-2017年3月)決算を発表。売上高が前年同期比20.1%増の12.16億円、営業利益が0.42億円(前期は1.93億円の損失)、経常利益が0.30億円(同2.35億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.14億円(同2.38億円の損失)だった。

AV関連事業では、主力の回線事業者向けワイヤレステレビチューナーは、次機種への移行により受注、売上ともに減少したが、新たにIoT事業との融合である4K映像対応のセットトップボックス(STB)の開発を受注し、売上を計上した。

パソコン向けテレビキャプチャーは、競合メーカーの事業撤退などで当社のシェアが拡大し、増収となった。リテール製品は、既存商品の売上の増加とモバイル向けテレビチューナー関連の新製品の発売により、増収となった。

新規事業のIoT関連事業は、SIMフリー対応のLTE対応USBドングルが売上を伸ばした。

2017年9月通期については、売上高が前期比143.7%増の46.33億円、営業利益が0.57億円、経常利益が0.11億円、当期純利益が0.05億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ピクセラ---2Qは売上高が20.1%増、LTE対応USBドングルの拡大や大型受託開発案件の利益が貢献