創薬事業においては、LIV-1205(ヒト化抗DLK-1抗体)及びLIV-2008b(ヒト化抗TROP-2抗体)の2つの抗体がADC開発用途での全世界における独占的な開発・販売権に関するオプションライセンス契約の下、スイスのADC Therapeutics社にて評価中。また、LIV-1205は、2016年10月に米国国立がん研究所(National Cancer Institute;NCI)と締結した契約下で、小児がんに対する新薬候補の評価を目的とした組織であるPediatric Preclinical Testing Consortiumにて、動物モデルでの薬効評価を実施している。
創薬支援事業においては、中外製薬株式会社及び同社の海外子会社であるChugai Pharmabody Research Pte. Ltd.との契約に基づく研究開発活動及び受託事業を行なっている。また、田辺三菱製薬<4508>及びTanabe Research Laboratories U.S.A., Inc.との契約に基づく抗体作製プロジェクトも進めている。またADLib(R)システムを活用した新たな受託案件及び共同研究も実施している。