カルナバイオサイエンス<4572>は12日、2017年12月期第1四半期(2017年1月~2017年3月期)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.0%減の196億円、営業損失が1.13億円、経常損失が1.13億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.18億円となった。

売上高、各損益の数値は計画通り進捗している。売上高は前年同期比13.0%の減少となったものの、。営業損益は販売費及び一般管理費の減少により、対前年同期比で変更はなし。当期純損益は前年同期に特別利益である投資有価証券売却益を計上していたため、対前年同期比では悪化している。

今後の創薬支援事業の取り組みに関しては大型案件の受注獲得を目指し、複数の企業にコンタクトを実施している。更に共同研究先企業のサービスを日本で提供すべく準備している。創薬事業では、着実に研究開発が進んでいる模様。

2017年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比77.4%増の14.40億円、営業利益が0.39億円、経常利益が0.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.06億円とする期初計画を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 カルナバイオサイエンス---1Qは売上高と損益の数字計画通り進捗し通期で増収増益予想