エレマテック<2715>は27日、2017年3月期(16年4月-17年3月)連結決算を発表。売上高は前期比6.4%減の2030.04億円、営業利益は同21.3%減の54.06億円、経常利益は同22.8%減の53.14億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同73.4%減の13.42億円だった。

当連結会計年度における地域別販売状況として、国内では、スマートフォン向けデバイス及びディスプレイ関連部材が増加した。一方、中国はスマートフォン向けデバイス及びディスプレイ関連部材の販売が減少した。中国を除くアジアでは、テレビ向けディスプレイ関連部材の販売が増加し、欧米では、自動車向け各種関連部材の販売が増加した。

18年3月期の業績予想については、売上高が前期比1.0%増の2050.00億円、営業利益が同7.3%増の58.00億円、経常利益が同5.4%増の56.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同190.5%増の39.00億円を見込んでいる。競争が激化するエレクトロニクス業界において、付加価値向上を図るため、販売商材のモジュール化を推進するとともに、スマートフォン等情報機器端末関連部材や自動車向け各種関連部材及び物流業界向け関連製品の販売活動に一層注力していく。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 エレマテック---17年3月期は減収減益となるも、日本、中国を除くアジア、欧米は堅調