ナガオカ<6239>:770円(+100円)
ストップ高買い気配。子会社である中国の那賀日造設備(大連)有限公司がスクリーン・インターナルを大口受注したと発表している。受注金額は4454万3000元(日本円で7.46億円)。当該案件は工事進行基準を適用しているが、17年6月期通期業績への影響は現行の業績予想に織り込み済みという。納期が18年4月であり、生産工程の大部分は18年6月期に予定されている。


オールアバウト<2454>:937円(+32円)
一時ストップ高。17年3月期業績と配当予想の修正を発表している。営業利益見通しは従来の3.00億円から5.40億円(16年3月期は0.75億円)へと引き上げた。マーケティングソリューションでは動画広告の普及やネットワーク広告が好調に推移し、コンシューマサービスでも主力のサンプル百貨店における会員増、商品拡充等により売上が想定を上回った。従来未定としていた期末配当は1株当たり3.00円(同1.5円)としている。


アカツキ<3932>:5900円(+360円)
年初来高値更新。開発中のスマートフォンゲーム「八月のシンデレラナイン(ハチナイ)」の配信を6月末に決定したと発表している。17年春の配信開始予定として開発を進めていたが、より品質を高めるため6月末配信に改めた。最新情報については公式サイトやtwitter等で近日中に公開予定としている。「ハチナイ」は「青春×女子高生×高校野球」をテーマにした「青春体験型野球ゲーム」で、事前登録者数は18万人以上になっているという。


ロックオン<3690>:1995円(+127円)
急伸。ラジカルオプティとの間で資本業務提携を行うと発表している。同社のラジカルオプティに対する出資比率は20.0%となり、ラジカルオプティは同社の持分法適用関連会社になる予定。ラジカルオプティは大阪市を拠点としてインターネット上のウェブサイト企画制作、コンピューターシステム及びソフトウェア開発をしている。これまでも同社のパートナー企業の1社として、ECサイト受託開発事業等をともに手掛けてきた。


チェンジ<3962>:5700円(+705円)
後場ストップ高。カナダBlackBerry Limitedよりエンタープライズ・パートナー・プログラムの最高位となるプラチナ・パートナーに日本で初めて認定されたと発表している。BlackBerryは米国国防総省向けに各種セキュリティ製品を提供し、セキュリティソフトウェア企業の買収を通じてCrisis Communication分野でも同省と包括的な契約を締結しているという。同社は今回の認定を受けてBlackBerry製品の日本市場向け展開を加速する。


インフォコム<4348>:1943円(+140円)
後場急伸し年初来高値更新。17年3月期決算を発表している。営業利益は前期比7.9%増の47.76億円となり、従来予想(53.00億円)を下回ったものの、事前の観測報道(46億円程度)とおおむね同水準で着地した。前期計上した事業再編に伴う特別損失がなくなり、純利益は同4.5倍の32.61億円だった。18年3月期の通期業績については、営業利益で同11.0%増の53.00億円と2ケタ増収増益見通しを示しており、ポジティブ視されたようだ。


農業総合研究所<3541>:6650円(+930円)
一時ストップ高。官民ファンドのクールジャパン機構が同社と共同で、農産物のアジア向け輸出に取り組むと報じられている。クールジャパン機構が同社子会社に約4億円の投融資枠を設け、6月にも1億円弱を出資するもよう。まず香港のスーパー100店に直売所を設け、日本産のトマトなどを販売するという。なお、同社はクールジャパン機構と子会社の資金調達に関する協議を進めており、本日開催の取締役会に付議する予定と公表している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:農総研は一時ストップ高、インフォコムは年初来高値更新