ブイキューブ<3681>では4月24日、グループ会社のパイオニアVCが、一斉学習・協働学習・遠隔学習と幅広い学びの環境をタブレットから実現する学校向け統合型ICTソリューション「xSync(バイ シンク) Classroom」を2017年夏より発売すると発表している。

「xSync Classroom」は、ICT機器を活用した学習を従来の電子黒板だけでなく、教師用タブレットからも簡単な操作で実現できるソリューションとなる。教師は電子黒板への書き込みや比較表示、児童・生徒用タブレットへの教材配布や成果物の回収などの操作ができるようになり、一斉学習や協働学習を柔軟に切り替えながら授業を実施できる。また、整備済の電子黒板やプロジェクターなどの既存設備で利用でき、教室内だけでなく校外や離れた教室との遠隔授業などへの展開も視野に入れている。

日本では、ICT活用による教育の質の向上を目指す「教育の情報化」を進めている。こうしたなか、教師の中にはICTヘの苦手意識がある人も多く、簡単な操作で教室内に増えるICT設備を自由に利用した授業を可能にすることが求められている。同社グループにおけるこうした製品展開は、教育のICT化進展に向けて大いに役立っていくことになろう。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ブイキューブ---グループ会社が統合型ICT教育ソリューション発売、教育ICT化進展に一役へ