システムインテグレータ<3826>は14日、2017年2月期(16年3月-17年2月)決算を発表。売上高が前期比10.2%減の31.76億円、営業利益が同50.8%減の2.19億円、経常利益が同50.2%減の2.22億円、当期純利益が同62.3%減の1.37億円だった。

Object Browser事業では、主力製品のデータベース開発・設計支援ツール「SI Object Browser」、「SI Object Browser PM」を中心に高収益で堅調に推移し、営業利益3.97億円(前期比1.1%増)と増益となった。EC・オムニチャネル事業では、ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」とオムニチャネル関連サービス「SI Omni Channel Services(SOCS)」(ソックス)を主力製品として構成。複数の大型案件を成功させ、大規模ECサイト構築に関するソリューション力をアピールできた結果、営業利益0.65億円(前期は0.30億円の損失)となった。ERP事業では、クラウド上に基幹業務システムを構築するニーズに対応して順調に事業拡大してきたが、大型開発案件で不採算プロジェクトが発生したことが影響し、営業利益1.51億円(前期比62.4%減)となった。

18年2月期通期の業績予想については、売上高が前期比19.6%増の38.00億円、営業利益が同105.4%増の4.50億円、経常利益が同103.4%増の4.53億円、当期純利益が同106.1%増の2.83億円としている。




<TN>

情報提供元: FISCO
記事名:「 システムインテグレータ---17/2期は売上高31.76億円、Object Browser事業は高収益製品を中心に堅調