3. とんかつ業態等の新業態開発を積極的に推進 同社は現在、ダイニングやレストラン等18業態の店舗を運営しているが、今後も収益性が見込める業態を積極的に開発していく方針だ。2016年10月に「ららぽーと湘南平塚」に出店した「MEAT COMPANY with Bellmare」は人気の石窯焼きハンバーグに加えて、ステーキをメニューに取りそろえた店舗で、オープン当初から売上が好調に推移している。同様に、2016年12月に愛知県の「イオンモール長久手」に出店したとんかつ業態の「とん久」も2016年12月のオープン以降、好調に推移しており、いずれもブランド名にはこだわらず同様の業態で多店舗展開を進めていく計画となっている。また、PFS事業も新サービスの拡充により、契約店舗数及び店舗当たり売上高を伸ばしていく戦略で、2017年6月期の売上高は前期比27%増の140百万円と順調に拡大する見込み。人件費や食材費などのFL比率は54%台と下期も高止まりする可能性はあるものの、店舗数の拡大並びにPFS事業の成長によって、2018年6月期以降は、再び増益基調に転じるものと予想される。