こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。

eワラントジャーナルのコラムで「ネットの中立性」規制緩和の動きから注目業種に触れた興味深い記事を見つけましたのでご紹介します。

私たちのインターネットの閲覧履歴の情報はどうなっているのか?気になるところです。記事によると、『米国議会は先週、インターネット利用者のプライバシーに関する規制を破棄する法案を可決しました』と伝えており、規制緩和について言及しています。『規制の破棄によりインターネットサービスプロバイダ(以下、「ISP」といいます)は利用者のウェブ閲覧履歴を利用者の同意なく販売することもできる』ようになります。そこで、eワラント戦略では、『ISP事業を行っている企業には恩恵』があると分析しているため、関連する銘柄について焦点をあてています。

『「ネットの中立性」に関する規制が緩和された場合、インターネットというインフラの上にビジネスが成り立っているインターネット関連企業にとっては逆風』となる一方で、『ISPが新規参入』することができ、『ISP事業者にとっては課金できる機会が増えることになり、追い風』となるようです。

この流れから、eワラント戦略的に国内大手ISP事業者として日本電信電話<9432>やソフトバンクグループ<9984>、ソニー<6758>など全5銘柄と事業内容を挙げています。また、米国の大手ISP事業者としてコムキャスト(SA)やAT&T(T) 、タイムワーナー(WX)など全6銘柄と事業内容をピックアップしています。これらISP事業関連株を買う一方で、相場下落時にも収益を得られるチャンスがあるプット型として『アップル(AAPL)、マイクロソフト(MSFT)、フェイスブック(FB)』などを買うという戦略を提案しています。

また、記事では『「ネットの中立性」をキーワードに、「ネットの中立性」を守ってきたFCC(連邦通信委員会)の動向』について焦点をあてた記述もあります。なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の4月3日付のコラム「ネットの閲覧履歴が勝手に売買される?「ネットの中立性」規制緩和の動きと注目業種」にまとめられています。

馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子




<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ネットの閲覧履歴が勝手に売買される?「ネットの中立性」規制緩和の動きと注目業種~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)