ザインエレクトロニクス<6769>は29日、同社独自の高速伝送技術であるV-by-One(R)HS技術を発展させ、4倍の高速伝送速度を可能とするV-by-One(R)US技術の仕様を策定した。2018年上半期を目途に、本技術を搭載したASSP製品をリリースする予定としている。V-by-One(R)HS技術は世界中の大半の4Kテレビ機器内部インターフェースでデファクト・スタンダードとして採用されている。

V-by-One(R)US技術は、1レーン当たり最高16Gbpsのインターフェース技術仕様であり、4K映像の伝送時と比較してケーブル本数を増加させず、既存の情報伝送技術の中で最も少ないケーブル本数で8K映像システムを実現することが可能。また、4K映像システムにおいても本規格の適用により、ケーブルやコネクタのコストを削減できることが期待できる。

2020年の東京オリンピックに向けて、テレビを始めとする高解像度機器における8K以上の解像度の必要性が高まってきており、同社はV-by-One(R)US技術で新しい付加価値を市場に提供していく方針だ。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ザインエレクトロニクス--4K8K映像向け次世代高速インターフェース規格V-by-One(R)US技術仕様策定