a) 生花祭壇事業 生花祭壇事業は、売上高を前期比5.4%増の3,200百万円、セグメント利益を同3.1%増の307百万円と見込んでいる。単価下落傾向が続くなかで、圧倒的な低価格戦略による受注件数の伸びにより増収を確保する見通しである。また、新たに開設した成田営業所による売上寄与として90百万円を見込んでいる。利益面でも、原価率の安定・効率化と労務比率の更なる改善策を実施する方針である。特に、労務費については、前述のとおり、上期には意図的な余剰感が生じたものの、下期には稼働率が高まることにより改善される見通しである。
b) 生花卸売事業 生花卸売事業は、売上高を前期比11.5%減の1,500百万円、セグメント利益を同45.0%減の63百万円と見込んでいる。マイ・サクセスとの連携によるシナジー創出(産地との交渉力向上、販売チャネルの拡充等)を進めるものの、その過程において必要となってきた抜本的な物流改革に向けた事業再編(産地との旧来型の取引慣行の一部見直し等)により業績は一旦後退する見通しである。