電算システム<3630>は16日、シーアイエスバヤドセンター(本社:フィリピン共和国パッシグ市、以下バヤドセンター)との資本提携を発表。バヤドセンターは、フィリピン最大の電力販売会社メラルコグループの傘下にあり、フィリピン最大手の収納代行窓口企業である。協業関係の深化を目的とし、バヤドセンターの発行する株式取得に関する締結をした。

電算システムとバヤドセンターは、昨年3月の合意覚書に基づき、電算システムが日本で提供している収納窓口サービスをフィリピン国内の小売業店舗で収納代行が取扱いできるソフトウェアサービスとして開発。同年7月から、電算システム社員をバヤドセンターに派遣し、両社共同で同国内の小売業店舗との商談を推進、2017年夏にはサービス稼動できる見込みとなっている。

協業をするのは5つの領域で、フィリピン国内の収納窓口サービスの高度化の推進、更なる海外展開を目指す共同事業の推進 、マルチペイメントプラットフォームの共同構築 、BPO サービス・バヤドセンター基幹システムへの IT 支援、電算システムGoogle ビジネスである。実現に向けて電算システムからバヤドセンターに取締役1名を派遣する。

電算システムは、両社において最終的な機関決定を経た上で、バヤドセンターの株式を第三者割当増資により引き受ける予定。発行済株式数に対する所有割合は5%、出資金額は約5~6億円を見込む。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 電算システム---フィリピンの収納代行窓口企業と資本提携を契約