日本アジア投資<8518>は22日、同社が匿名組合出資する特別目的会社から、新規上場予定の日本再生可能エネルギーインフラ投資法人に対し、同社の投資するメガソーラープロジェクトのうち売電中のメガソーラー発電所5件17.7MWが3月29日に売却されることになったと発表。

これに伴い、同社の2017年3月期連結決算において、固定資産売却益(特別利益)約4.0億円、リース解約損(特別損失)約1.8億円、及び組合持分利益等(営業収益)約5.5億円、がそれぞれ計上される見込み。

同社はメガソーラープロジェクトへの投資を開始して以来、2018年3月までに100MW規模の売電開始を目指してきたが、2016年12月末現在において投資をしたプロジェクトの累計は、売却済みの案件や企画中の案件も含め29件138.7MWまで拡大。今後は、条件次第で、プロジェクトを売却することで早期の収益機会も獲得していく方針へ。

日本再生可能エネルギーインフラ投資法人は、3月29日に東京証券取引所のインフラファンド市場に上場予定。日本アジア投資の投資先であるリニューアブル・ジャパングループが運営。日本アジア投資は今後も株主として同社の成長を支援するとともに、同投資法人のサポート会社としてその投資候補案件の開発を支援するとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本アジア投資---メガソーラー発電所5件17.7MWを売却、総計7.7億円の利益計上を見込む