アライドアーキテクツ<6081>は22日、中国の大手インターネット企業であるテンセントが提供する公式DSPサービス「Tencent Tui(テンセント・トゥイ)」において、国内初のパートナー契約を締結したと発表。2017年4月より、同サービスのプラットフォームを通じた広告運用サービスの提供を開始し、国内企業や自治体における中国に向けた越境EC施策およびインバウンド集客を支援していくとしている。

「Tencent Tui」は、テンセントが持つ累計8億人超のユーザーデータを活用し、同社が運営する中国最大のチャットサービス「QQ」や、メッセンジャーアプリ「weChat(微信)」などの各種アプリやwebサイトへ手軽に広告を出稿できる公式DSPサービス。膨大なビッグデータを活用した精微なターゲティング機能に加え、バナー広告や動画、フィード広告といった多様な広告フォーマットに対応し、中国では大手広告会社など約90社が公式パートナーとしてサービスを提供している。2016年には韓国でもサービスを開始し、大手電機メーカーや百貨店など多数の企業が導入している。

アライドアーキテクツは、企業がFacebookやTwitter、Instagramなどを効果的にマーケティング活用するための様々なサービスやソリューションを提供する、国内最大級のSNSマーケティング専業会社。今回のパートナー契約締結によって、広告主企業は国内でのプロモーションと同様に中国内に向けて効率的に広告配信が可能になる。中国内の「日本の商品に関心が高いユーザー」や「訪日旅行を検討しているユーザー」などをターゲットに、スピーディーで効果的な広告の配信を実現する。2017年4月より、広告戦略の立案、出向先およびフォーマットの選定、広告コンテンツの制作、運用代行、効果測定などのサービスをパッケージ化し、サービス提供を本格開始する予定。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 アライドアーキテクツ---中国テンセントと国内初の公式DSPパートナー契約