VTホールディングス<7593>は2月13日、2017年3月期第3四半期累計(2016年4-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比8.9%増の1139.80億円(前年同期は1046.80億円)、営業利益が同12.1%減の41.62億円(前年同期は47.34億円)、経常利益が同8.1%減の43.49億円(前年同期は47.30億円)、四半期純利益が同4.8%減の22.63億円(前年同期は23.76億円)となった。新規連結子会社の増加により、新車、中古車を合わせた自動車販売台数は前年同期比7.5%増。

自動車販売関連事業は国内におけるホンダ車の販売台数は前年同期比5.8%減、日産車の販売台数は軽自動車2車種の販売停止の影響もあり前年同期比10.5%減と厳しい状況となった。全体の新車販売台数は、国内外の新規連結子会社の増加により前年同期比14.9%増と台数ベースでは前年を上回ったが、収益的には増収減益を余儀なくされた。

中古車部門では海外への輸出台数が前年同期比19.2%減と苦戦したが、同社グループ全体の中古車販売台数は、前述の国内外の新規連結子会社の増加もあり、収益的にはほぼ横ばいとなった。サービス部門では、点・車検、修理、手数料収入等の受注拡大に注力し、増収増益となった。

2017年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比18.8%増の1740.00億円、営業利益が同1.6%減の75.00億円、経常利益が同1.4%減の75.00億円、当期純利益が同2.2%減の40.00億円とする期初計画を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 VTホールディングス---3Q決算、主力自動車販売は台数ベース7.5%増で増収も、利益面は減益