こうした2つのKPIの上昇を反映して、同社のストック収入もまた、着実に右肩上がりで推移している。2016年10月期のストック収入売上高は868百万円(前期比35.8%増)に達し、金額・伸び率ともに前期から加速した。全売上高に占めるストック収入の割合も27.9%に上昇した。詳細は後述するが、学園ソリューション事業の「キャンパスプラン for Azure」、ウェルネスソリューション事業における会員・運営管理システム、ソフトエンジニアリング事業の規程管理システム、公教育ソリューション事業向けの「School Engine」など、各事業においてはクラウド型サービスがラインアップされており、顧客数、サポート・クラウド契約数、及びストック収入は今期以降も高い成長が続くと弊社ではみている。