■株式需給

フォーバル<8275>の株式は、2016年3月末時点で金融機関が4.60%、金融商品取引業者が0.53%、その他の法人が45.84%、外国法人等が0.62%、個人その他が48.41%を保有している。大株主は、創業者である会長の大久保氏が代表を務める資産管理会社が25.0%、光通信<9435>が14.6%、創業家が17.9%と続く。

また、同社は、2016年3月末時点で発行済株式総数に対して8.1%の自己株式を保有している。同社は、現時点で、これら自己株式の取扱方針を発表していない。今後、資金需要に応じてM&Aなどを行う際の資金として使用されることも考えられれば、売出しの可能性も否定できない。また、金庫株としての継続保有や消却するケースも考えられるだろう。

(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 フォーバル Research Memo(6):8.1%の自己株式を所有