a) 2016年12月期第3四半期決算 RS Technologies<3445>の2016年12月期第3四半期は売上高6,271百万円(前年同期比60.3%増)、営業利益890百万円(同5.0%増)、経常利益491百万円(同31.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益242百万円(同14.0%増)と増収増益で着地した。
c) 2016年12月期通期見通し 同社は、ウェーハ事業における強い需給バランスと三本木及び台南両工場における順調な操業度上昇を反映し、第2四半期決算時(2016年8月)に2016年12月期通期の売上高と営業利益予想を上方修正した(ただし、経常利益と親会社株主に帰属する当期利益については、下期の為替レートの前提を120円/米ドルから111円/米ドルに変えたため減額修正となっている)。2016年12月期第3四半期までの進捗を見ると、通期予想の達成のために必要な第4四半期(2016年10月−12月期)の利益のハードルが非常に高く見える。しかしながら、ウェーハ事業において三本木工場が引き続き好調に推移し、かつ、台南工場の稼働率がフル生産に近い状況が実現されるならば十分達成可能だと弊社では考えている。