さらに、地方創生推進事業として「大学連携型CCRC(Continuing Care Retirement Community:継続ケア付き高齢者用コミュニティ)」事業が将来の収益拡大をけん引するとみられる。同社が推進するのは、国の「生涯活躍のまち」構想を基に、長柄町(地域交流・地域医療等)・千葉大学(生涯学習・予防医学等)・リソル生命の森の3者が密接に連携した大学連携型CCRCで、それが実現すると事実上日本初の形態となる。
■Check Point ・現在は、ゴルフ運営事業とホテル運営事業が大きな収益の柱になっている。特にホテル運営事業は、インバウンド需要の高まり等を受けて急拡大している。 ・太陽光発電事業及びCCRC事業を抱える開発事業セグメントの今後の利益拡大が見込める。同事業は現在の中核事業であるゴルフ運営事業やホテル運営事業の利益と並び安定した第3の柱となる水準にまで成長する見通しで、それに伴い全体の利益も伸びるだろう。