また、同事業セグメントの売上高の大半を占める創薬支援サービスについては若干の減収となった。主要顧客となる中外製薬グループ向けの案件の進行状況などにより若干減少したことが主因だが、他の大手製薬企業やアカデミアとの抗体作製プロジェクトは増加傾向にある。なお、中外製薬グループのChugai Pharmabody Research Pte. Ltd.との委託研究取引契約について、契約期間を2021年12月末まで延長したことを発表している。
c) ADLib®システムの研究開発状況 ADLib®システムの研究開発状況としては、大手製薬企業やアカデミア等との抗体作製プロジェクトを通じて、技術の底上げが着実に進んでいるようだ。