アンジェスMG<4563>は19日、第三者割当による第29回新株予約権の発行を発表。

同社は、HGF(肝細胞増殖因子)遺伝子治療薬(DNAプラスミド製剤)とNF-κBデコイオリゴ核酸(核酸医薬の一種)を中心に、次世代のバイオ医薬品の開発事業を推進する創薬系のバイオベンチャー。

今回の資金調達は、同社の従来からの主要な開発パイプラインの一つであるHGF遺伝子治療薬について、米国において新たな臨床試験を実施し、その開発を継続するための資金及び、同社が近時本格的に進出したDNAワクチン事業の推進のための資金を調達することを目的としたもの。医薬品の開発には通常、長い期間と多額の先行投資が必要となるが、同社においては、HGF遺伝子治療薬等の主力開発品が上市に至っておらず、開発への先行投資の段階にあるため赤字の計上が継続している。

割当日は2017年1月4日、新株予約権の総数は8万個、潜在株式数は800万株、発行価額は新株予約権1個につき280円で総額2,240万円としている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 アンジェスMG---医薬品開発の継続・DNAワクチン事業の推進のための資金調達として新株予約権を発行