子会社は13社(国内1社、海外12社)、持分法適用会社は2社※となっている(2016年9月末現在)。国内の連結子会社は、主にエンターテインメント関連事業の遊技機部品の製造を担うイードリーム(株)である。一方、海外の連結子会社には、2007年に買収したセレブライト(イスラエル)とその販売拠点として、米国、ドイツ、ブラジル、シンガポール、英国、フランス、カナダ、中国に現地法人が置かれているほか、新規事業やM2M事業の米国展開に向けて設立したSUNCORP USA, Inc.や、2015年8月に子会社化したイスラエルのBacsoft Ltd.(以下、Bacsoft)がある。また、持分法適用会社は、2015年2月にセレブライトと資本提携をしたイスラエルのCellomat Israel Ltd.(以下、Cellomat)、4月に資本提携をしたInfinity Augmented Reality, Inc.(以下、Infinity AR)の2社である。
ゲームコンテンツ事業では、スマートフォンのゲーム市場が拡大しているなかで、ニッチ市場及びシリーズのコアなファン向けにターゲットを絞り込む戦略により、独自のポジショニングを確立してきた。今後も固定ファンを基盤にしたシリーズ化やVR登場による新たな可能性の追求により、着実な事業運営を目指しつつ、新たな可能性にも挑戦していく方針のようだ。2016年10月にはソニーグループによる家庭用ゲーム「Play Station ®VR」が販売開始しているが、同社もVRに対応したゲームコンテンツの開発を進めている。