アイル<3854>は6日、2017年7月期第1四半期(16年8-10月)決算を発表。売上高が前年同期比2.0%減の18.04億円、営業損失が0.38億円、経常損失が0.30億円、四半期純損失が0.26億円だった。

ITの有効活用が必要な中堅・中小企業顧客の経営課題を解決するための商材を「リアル」と「Web」の両面から開発・提案することで、顧客の業務効率と販売力強化を実現する戦略をとっている。
「リアル」面では、主力のパッケージソフトウェア「アラジンオフィス」の商品力の強化により、受注実績も順調に推移。「Web」面では、複数ネットショップ一元管理ソフトである「CROSS MALL」について、新たなショッピングモールとの連携開発を継続し、販売実績を伸ばしている。
また、将来における新たな技術の開発による更なる市場競争力向上に向け、先行投資として、研究開発費を計上している。

17年7月期通期については、売上高が前期比14.0%増の90.00億円、営業利益が同6.4%増の4.01億円、経常利益が同9.1%増の4.28億円、当期純利益が同9.8%増の2.72億円とする期初計画を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 アイル---成長投資で損失計上も、「リアル」、「Web」ともに販売実績を伸ばす