*11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):PHCHD、スバル興、ニデックなど
<4891>ティムス 131 +3
上昇。30日の取引終了後に、急性腎障害を対象とするTMS-008の国内前期第II相臨床試験について、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ治験計画届出書を提出したと発表、好材料視されている。心臓血管手術後の急性腎障害リスク患者を対象に、TMS-008の安全性と有効性を評価する二重盲検、無作為化、プラセボ対照、用量漸増、多施設共同試験を実施する。TMS-008はsEH阻害による抗炎症・抗酸化作用が期待され、第I相試験で良好な忍容性・安全性を確認している。

<4586>メドレック 58 0
もみ合い。30日の取引終了後に、東京証券取引所からスタンダード市場への市場区分変更の承認を受け、10月7日付でグロース市場からスタンダード市場へ移行すると発表した。2013年の上場以来、独自の経皮吸収型製剤技術ILTS等を技術基盤とした創薬ベンチャーとして、研究開発への継続的な投資を行いながら、革新的医薬品の創出を通じての中長期的な企業価値向上を目指してきており、市場区分変更後も、研究開発と医薬品の事業化を進め、持続的な成長と企業価値向上を目指すとしている。

<6255>NPC 767 +56
大幅続伸。26年8月期通期業績予想を修正し、売上高は80.14億円から58.11億円(前回予想比27.5%減)、経常利益は7.66億円から8.80億円(同14.9%増)に見直した。国内大型案件で客先工場の現地調整に時間を要し検収が遅れたほか、米国向け改造案件の一部が27年8月期へ期ずれし減収だが、一方で、利益率の高い移設・改造案件や材料費削減が利益を押し上げる見通しとした。また、純利益は投資有価証券評価損1.77億円を計上し4.81億となる見通し。期末配当10円は維持する。

<6523>PHCHD 1614 +184
大幅反発。東邦ホールディングスが同社株式の全株取得を目指して協議に入ったと報じられている。買収額は2000億円超の見通しとされている。会社側では、現時点で決定している事実はないとしているものの、企業価値向上のための選択肢の一つとして、東邦HDより株式の取得に係る法的拘束力のない初期的な提案を受領していることは事実としている。買収プレミアムを想定する動きが先行する形に。

<6857>アドバンテス 36930 +2670
大幅続伸。米マイクロン・テクノロジーが前日に前日に決算を発表、6-8月期決算は売上、利益ともに市場予想を上回り、9-11月期の売上高見通しもコンセンサスを上振れている。AI向けのHBM需要が急増しており、2027年度はさらに強い業績を見込むなどともしているようだ。国内でも、同社をはじめAI・半導体関連は全般買い優勢となっている。なお、同社に関しては、日経平均キャップ調整の売り需要も一巡している。

<9632>スバル興 - -
ストップ高買い気配。前日は15:00以降に突然急騰、本日も上値追いの動きが続いている。特段の買い材料は表面化していないものの、2営業日での上昇率は4割超の水準と異様な状況になっている。同社は東宝が50%超の株式を保有する親子上場の関係にあるため、再編プレミアムは高まりやすいが、なぜこのタイミングなのかは不明。ちなみに直近では、レオパレスが株価急伸直後にTOB発表が行われた経緯もある。

<8628>松井証 1151 +59
大幅反発。一部の月刊誌では、創業家の松井家が「持ち株の売却を画策している」と報じており、買収プレミアムを期待する思惑買いが先行している格好。資産管理会社を通じて創業家が51%の株式を保有しているとされ、高額所得者に対する追加課税措置の強化が背景となっているようだ。買い手候補としては大手金融機関のほかに、SBIHDなどの名前も観測として挙がっているもよう。

<6594>ニデック 1920 -435
大幅反落。前日に提出した26年3月期の有価証券報告書に対して、PwCジャパン監査法人では監査意見を表明しなかった。監査証拠が十分に入手できず、財務情報に重要な問題がないかどうかを判断できなかったとみられる。「意見不表明」は大企業の監査では異例で、先行きへの不透明感が改めて強まる状況となっているもよう。なお、26年3月期の決算では6321億円の減損を計上、最終赤字は5646億円となっている。





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情報提供元: FISCO
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