*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米利上げも日銀引き締め姿勢に思惑
16日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。市場観測通り米国が利上げに踏み出せば米金利高・ドル高の見通しだが、日銀の引き締め加速をにらみ円売りは後退。逆に米政策維持の場合、米金利は不安定になりドル売りが予想される。

直近のインフレ加速を受け連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が高まったが、政策内容を見極めるムードが広がり金利高一服でドル買い後退。ただ、中東のサウジアラビア西部で原油の積み込み作業が停止されたと伝えられ、この日は供給ひっ迫により原油相場は一段高となりドル買いは続く。ユーロ・ドルは1.1550ドル台から軟化、ドル・円は155円台に再浮上した。本日アジア市場はその流れを受け継ぎ、ドル・円は小高く推移した。

この後の海外市場は米金融政策が焦点。米連邦準備制度理事会(FRB)が予想通り政策金利引き上げに踏み切ればドル買い先行。ただ、市場の9割が利上げを織り込んでおり、ドルの上昇は小幅にとどまる可能性があろう。逆に現行の政策を維持すれば、米金利は不安定になりドル売りの展開も考えられる。いずれにしても、年内の金利見通しがタカ派的ならドルは売りづらいだろう。一方、日銀は金融政策決定会合で引き締め加速の政策方針が期待され、ドルの上値を抑える要因となろう。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧・ユーロ圏鉱工業生産(7月) 予想-0.9% 前回0%
・21:30 米・輸入物価指数(8月) 前回5.9%
・21:30 米・小売売上高(8月) 予想0.9% 前回-0.6%
・23:00 米・企業在庫(7月) 予想0.2% 前回0%
・23:00 米・NAHB住宅市場指数(9月) 予想34 前回35
・27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表 予想3.75% 前回3.75%




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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米利上げも日銀引き締め姿勢に思惑