*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、中東混迷でドル買いも上値追いは慎重
2日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。中東情勢の混迷長期化が懸念され、原油高・米金利高を背景にドル買い先行の見通し。ただ、為替介入や日銀の追加利上げへの思惑で、160円台での上値追いは慎重だろう。

トランプ米大統領は1日、イランに対する攻撃の継続を表明し、ホルムズ海峡の安定輸送が懸念された。NY原油先物(WTI)は3カ月ぶりの高水準に急騰したほか、インフレ圧力により長期金利も強含み、ドル買い地合いを強めた。ユーロ・ドルは1.16ドル付近から1.1580ドル台に軟化し、ドル・円は159円90銭付近から160円20銭台に水準を切り上げた。本日アジア市場でもドル買いは継続し、ドル・円は160円前半から半ばまでさらに値を上げた。

この後の海外市場は引き続き中東情勢と米金融政策が注目される。米国とイランの対立激化により、原油相場や長期金利の上昇を手掛かりとしたドル買いが先行。前日発表された米経済指標はやや悪化したが、今晩のADP雇用統計と製造業新規受注は改善が予想され、ドル買いを後押ししよう。一方、ドル・円は160円に定着し、日米協調による追加介入への警戒が強まる見通し。また、日銀が今月の金融政策決定会合で利上げの構えを見せており、過度な円売りを抑制する可能性もあろう。

【今日の欧米市場の予定】
・21:15 米・ADP雇用統計(8月) 予想4.8万人 前回4.4万人
・23:00 米・製造業受注(7月) 予想0.6% 前回-0.3%
・27:00 米・地区連銀経済報告(ベージュブック)公表




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情報提供元: FISCO
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