*16:35JST 日経VI:低下、株価底堅く警戒感は緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比-0.54(低下率2.25%)の23.49と低下した。なお、高値は24.26、安値は23.00。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の日経225先物は下値の堅い展開となった。市場では、日本時間の明日早朝に発表される米エヌビディアの5-7月期決算を見極めたいとするムードが強い中、今日は株価が底堅く推移したことからボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和。日経VIは午前の中頃からは昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

<SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 日経VI:低下、株価底堅く警戒感は緩和