*08:19JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の高止まりを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性 28日のドル・円は、東京市場では147円52銭から148円34銭まで上昇。欧米市場では147円94銭まで売られた後、一時148円58銭まで反発し、148円53銭で取引終了。本日29日のドル・円は主に148円台で推移か。米長期金利の高止まりを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

報道によると、米国と欧州連合(EU)は7月27日、関税交渉で枠組み合意に達した。米国は自動車を含めEUからの大半の輸入品に対する関税率を15%とする。鉄鋼とアルミニウムは50%の関税が維持される。税率は事前に想定された水準に設定された。また、EUは米国から7500億ドル相当のエネルギーや数千億ドル相当の防衛装備品を購入するようだ。7月29-30日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では政策金利の据え置きが決定される見込みだが、米国の関税措置がインフレや雇用に与える影響について改めて議論されることになりそうだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米長期金利の高止まりを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性