*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。前日28日のダウ平均は64.36ドル安の44837.56ドル、ナスダックは70.27pt高の21178.59ptで取引を終了した。対欧通商合意を好感し、寄り付き後、上昇。加えて、対中通商協議の再開で、相場は堅調に推移した。その後、連邦公開市場委員会(FOMC)を控え長期金利が上昇、さらにトランプ大統領発言を受け露ウクライナ停戦期待が後退し、ダウは下落に転じた。ナスダックはハイテク企業決算を期待した買いが続き連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。昨日はプライム市場に比べて底堅さを発揮したが、米国の長期金利が上昇したことで、軟調な始まりが予想される。夜間取引で5日移動平均線を割り込んだことも投資家心理にとってマイナスに作用しそうだ。一方、VIX指数が低水準に位置していることや、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限がサポートとして期待できることから、下値では押し目買いが見込まれる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の748ptで終えている。上値のメドは755pt、下値のメドは735ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢か