*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:しっかりした展開か 本日の東証グロース市場250指数先物は、しっかりとした値動きとなりそうだ。前日16日のダウ平均は231.49ドル高の44254.78ドル、ナスダックは52.69pt高の20730.49ptで取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が予想を下回り、利下げ期待の再燃で寄り付き後、上昇。トランプ大統領が近く連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長解任を検討しているとの報道を受け、FRBの独立性が脅かせる可能性を警戒した売りが加速、相場は一時大幅下落に転じた。その後、大統領がインタビューで「議長解任する可能性は非常に低い」とこたえたため警戒感の後退で、買戻しが強まり、プラス圏を回復。終盤にかけて、金利安やハイテクの上昇がけん引し、相場は一段高となり、終了。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、しっかりとした値動きとなりそうだ。米国で利下げ期待が再燃、VIX指数も低下するなど、外部環境に追い風が吹きつつある。日足一目均衡表の先行スパン(雲)
上限を割り込むと押し目買い機運が高まるほか、日足ストキャスティクスも低位にあるなど、テクニカル面でも買いに分がありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の727ptで終えている。上値のメドは740pt、下値のメドは720ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:しっかりした展開か