*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い展開か 本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い展開を予想する。前日14日のダウ平均は88.14ドル高の44459.65ドル、ナスダックは54.80pt高の20640.33ptで取引を終了した。トランプ政権が欧州連合(EU)やメキシコに新たに30%関税を通告するなど、関税策による経済やインフレへの影響が引き続き懸念され、寄り付き後、下落。しかし、大統領が関税を巡る協議にオープンだと言及し、交渉への期待に買い戻された。消費者物価指数(CPI)発表を明日に控え動意が乏しい中、終盤にかけても堅調に推移し、ナスダックは史上最高値を更新し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い展開を予想する。5日、25日の両移動平均線がゴールデンクロスを形成したことに加え、引き続き日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限もサポートとして機能しており、テクニカルは買い優勢を示唆している。個別株の物色意欲も強いうえ、プライム市場と比べて優位性も発揮しており、下値抵抗力もあるだろう。一方、6月の高値もち合い水準まで上昇したことから、一段の上値追いには、出来高の増加が求められそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の740ptで終えている。
上値のメドは750pt、下値のメドは740ptとする。 <SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い展開か