*08:03JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の下げ渋りを意識してドルは底堅く推移か 10日のドル・円は、東京市場では145円76銭から146円46銭まで反発。欧米市場では146円09銭まで下げた後、146円79銭まで買われたが、146円24銭で取引終了。本日11日のドル・円は主に146円台で推移か。米長期金利の下げ渋りを意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

報道によると、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、マーケット・ニュース・インターナショナルが主催したイベントで、「経済が現在の良好な状態を維持できるよう、利下げの必要性を検討する時期が来た」と述べた。同氏は「2回の利下げが有力と見ているが、見通しには依然として多くの不確実性がある」と慎重な見方も伝えた。市場参加者の間からは「米国の関税措置によって世界経済が著しく悪化する可能性は低い」との声が聞かれている。米政策金利については年内2回の利下げ予測は変わっていないが、7月利下げは難しいとの見方が多いようだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米長期金利の下げ渋りを意識してドルは底堅く推移か