*06:29JST NY為替:ドルは伸び悩む、早期利下げ観測緩和もウォラー理事は7月利下げ示唆 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円79銭まで上昇後、146円17銭へ反落し、146円23銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が前週から増加予想に反し減少したため労働市場が底堅く、早期利下げ観測の後退でドル買いが優勢となった。その後、ウォラーFRB理事が7月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ検討する可能性を再表明したほか、米トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)に早急の利下げ要求を繰り返しドル買いが後退。

ユーロ・ドルは1.1714ドルから1.1663ドルまで下落し、1.1700ドルで引けた。ユーロ・円は171円50銭から170円94銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3586ドルから1.3533ドルまで下落。ドル・スイスは0.7954フランから0.7988フランまで上昇した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:ドルは伸び悩む、早期利下げ観測緩和もウォラー理事は7月利下げ示唆