*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:軟調地合いで3日続落 7月3日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt安の701pt。なお、高値は712pt、安値は699pt、日中取引高は2982枚。前日2日の米国市場のダウ平均は反落。ADP雇用統計が予想外に減少したため、景気減速が警戒され寄り付き後、下落。その後、半導体のエヌビディア(NVDA)などの反発がけん引しナスダックは上昇に転じた。通商交渉進展やトランプ政権の大型減税成立期待にダウも下げ止まり。トランプ大統領がベトナムと関税政策を巡り合意に達したと明らかにすると、相場は一段高、ダウは下げ幅を縮小した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt高の707ptからスタートした。VIX指数や日足のストキャスティクスが低下したことから押し目買いが入り、朝方は堅調な値動き。9時過ぎに日中高値を付けた後は、前日までの軟調地合いが戻り、弱含みとなった。今晩米国で雇用統計の発表を控え、持ち高調整の動きが観測された一方、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限の700pt処が下値抵抗として意識され、同水準では売り買いが交錯。3日続落となる701ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、MTG<7806>やカバー<5253>
などが下落した。 <SK>
情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物概況:軟調地合いで3日続落