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昨日の大幅上昇の反動で、寄り付き後、下落。その後、相互関税の大半が一時停止されたものの、トランプ政権の関税策を巡る不透明感が存続したほか、景気後退懸念も根強く続落した。さらに、対中関税率が合計145%になることを政府が確認すると、米中貿易戦争激化を警戒し、売りが加速。終盤にかけ、下院が恒久的な減税を含んだ予算決議案を可決、トランプ大統領が閣僚会議で、中国との取引を望んでいると言及すると相場は下げ幅を縮小し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比25pt安の584ptからスタートした。米国株安や円高を受けて朝方は弱かったものの、すぐに切り返し、買い優勢で推移。内需比率が高く、関税の影響を受けにくい企業が多いことから、短期資金の逃避先として選好されたほか、米株指数先物の上昇による投資家心理の改善もあり、引けにかけて上げ幅を拡大。続伸となる624ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルHD<141a>やタイミー<215a>などが上昇した。
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