*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンド加速へ 本日の東証グロース市場250指数先物は、リバウンドが加速する展開を見込む。前日9日のダウ平均は2962.86ドル高の40608.45ドル、ナスダックは1857.06pt高の17124.97ptで取引を終了した。トランプ政権が発動した大幅相互関税に対し中国が報復措置を発表したため貿易戦争激化懸念に売られ、寄り付き後、下落。その後、安値での押し目買いや売り疲れ感も見られもみ合いとなったが、心配されていた10年債入札で強い需要が見られ安心感が広がり、相場は上昇に転じた。続いて、トランプ大統領が報復措置を発表していない諸国に対し相互関税を90日間一時停止することを承認したと言及すると、脅威が後退し買戻しに拍車がかかり、相場は終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。上昇した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物はリバウンドが加速する展開を見込む。米国株高と円安を支援に、夜間取引で急騰しており、この流れが継続しそうだ。24年8月安値を下回っていないことに加え、日足パラボリックが陽転したため、買い戻しも含めて全体的な買いニーズは高そうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比55pt高の624ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは610ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物見通し:リバウンド加速へ