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トランプ大統領が週末のインタビューで政策の大幅修正で経済が過渡期にあると言及し、景気後退入りも除外しなかったため警戒感に寄り付き後、下落。特にハイテクでの利益確定売りが目立ち、相場は終日軟調に推移した。終盤にかけて関税を巡る不透明性などに手仕舞い売りが一段と強まり、下げ幅を拡大し、終了。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比15pt安の628ptからスタートした。米国株急落で軟調な始まりとなったものの、その後は下げ幅を縮小。石破首相が12日に集中回答日を迎える春闘において、大幅な賃上げ実現や生産性向上、労働市場の改革に取り組む考えを強調したことで、日本経済や労働環境の好転期待が浮上。さらに、米国株先物が時間外取引で上昇したことで、投資家心理が改善し、高値圏となる642ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、カバー<5253>やアストロスケールHD<186a>などが下落した。
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