*03:23JST NY外為:ドル売り後退、パウエルFRB議長が米国経済の強さ確認 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はシカゴ大での講演で、「不透明性にもかかわらず米国経済は強い」との見解を示した。また、FRBの政策がリスクや不透明感対処で良い位置にあり、修正を急ぐ必要がないとの考えを繰り返した。関税が短期のインフレ見通しを引き上げているが、長期インフレ期待が重要であると主張。1回のインフレ急伸に対処することは適切ではないとした。

議長の発言で景気悲観論が後退、400ドル近く下落していたダウはプラス圏を回復。米10年債利回りは上昇に転じ、4.20%から4.28%へ上昇した。ドル・円は147円00銭から147円90銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0889ドルから1.0831ドルへ反落した。ポンド・ドルは1.2940ドルから1.2898ドルまで反落した。



<KY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル売り後退、パウエルFRB議長が米国経済の強さ確認