*08:20JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性 26日のドル・円は、東京市場では148円63銭から149円63銭まで反発。欧米市場では149円89銭まで買われた後、148円81銭まで反落し、149円15銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に149円を挟んだ水準で推移か。米国経済の減速を意識してドルは伸び悩む可能性がある。

報道によると、トランプ米大統領は2月26日、「欧州連合(EU)からの輸入品に対する25%の関税賦課を近く発表する」、「自動車のほかあらゆるものに適用される」と述べた。現行ではEUは乗用車に10%の関税を課している。一方、米国の関税率は2.5%。なお、メキシコとカナダに対する関税は4月2日に発動されるもようだが、ホワイトハウス当局者は「現在の発動期限である3月4日はなお有効」と伝えている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 今日の為替市場ポイント:米長期金利の低下を意識してドルは伸び悩む可能性