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長期金利の低下で、寄り付き後、上昇。予想を下回った経済指標や先週発表されたミシガン大消費者信頼感指数の悪化で、成長減速懸念に相場は一時下落に転じた。
ただ、今週発表が予定されている重要インフレ指標であるPCE価格指数待ちで調整が強まり、ダウは再び上昇。終盤にかけトランプ大統領がマクロン仏大統領との共同記者会見で、対メキシコ、カナダ関税を予定通り発動する見通しを示すと上げ幅を縮小した。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)の決算を警戒し、終日軟調推移し、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比13pt安の663ptからスタートした。夜間取引の下落を受けて、朝方は売り込まれたものの、安寄り後は買いが優勢の動き。米国景気への警戒感や円高基調を受け、外需比率の低いグロース市場が相対的に評価されるなど、一部でローテーションの動きも観測された。その後も、調整進展を手掛かりに下げ幅を縮小し、高値圏となる673ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、テラドローン<278a>やAnyMind
<5027>などが下落した。
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