*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:小幅続落も下値は限定的 12月11日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt安の637pt。なお、高値は642pt、安値は636t、日中取引高は2274枚。前日10日の米国市場のダウ平均は4日続落。材料難で売り買いが交錯し、寄り付き後、まちまち。ダウは高値警戒感を受けた売りにおされ、終日軟調に推移した。ナスダックはアルファベット(GOOG)の上昇が一時押し上げたが、金利高を嫌気した売りに加え、オラクル(ORCL)や半導体のエヌビディア(NVDA)の下落が重しとなり、下落に転じた。終盤にかけても国内消費者物価指数(CPI)の発表を明日に控え、利益確定売りが強まり、下げ幅を拡大し終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの641ptからスタートした。米国の株安や金利高を嫌気して、終日売り優勢だったものの、25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロス間近となり、下値は限定的。グロース市場固有の買い材料はなかったものの、引き続き押し目買いが優勢となり、小幅続落となる637ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、GENDA<9166>やジーエヌアイ<2160>などが下落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 東証グロース市場250指数先物概況:小幅続落も下値は限定的