*03:53JST NY外為:ドル底堅い、パウエルFRB議長がタカ派姿勢示すかどうかに注目 NY外為市場で連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演待ちとなる中、ドルは底堅く推移した。10月消費者物価指数(CPI)に続き10月生産者物価指数(PPI)が加速し、ディスインフレの停滞を示した。さらに、新規失業保険申請件数が5月来の低水準となるなど労働市場も底堅く、利下げの必要性が低下しつつある。パウエル議長が講演で、利下げ見送りの可能性に言及した場合はドル買いが再開することになる。

米国債利回りは低下もドルは底堅く推移。ドル・円は155円52銭へ弱含んだのち、155円85銭で推移した。ユーロ・ドルは1.0582ドルまで上昇後、1.0549ドルまで反落。ポンド・ドルは1.2720ドルまで上昇後、1.2689ドルへ反落した。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY外為:ドル底堅い、パウエルFRB議長がタカ派姿勢示すかどうかに注目